産業のタイタンや渦巻く空、開璃を墓地から釣り上げる事に特化した、グリクシス・リアニメイト(スタンダード)【Today’s featured deck】

本日ご紹介するデッキは、《産業のタイタン》や《蝕むもの、トクスリル》等の強力な大型クリーチャーを墓地から釣りあげる事に特化した、【グリクシス・リアニメイト】をご紹介していきたいと思います。

まずはデッキリストから

26:Land
2:《清水の小道/Clearwater Pathway》
1:《荒廃踏みの小道/Blightstep Pathway》
1:《難破船の湿地/Shipwreck Marsh》
2:《島/Island》
1:《反逆のるつぼ、霜剣山/Sokenzan, Crucible of Defiance》
2:《ストーム・ジャイアントの聖堂/Hall of Storm Giants》
1:《見捨てられたぬかるみ、竹沼/Takenuma, Abandoned Mire》
2:《嵐削りの海岸/Stormcarved Coast》
3:《水辺地区/Waterfront District》
3:《沼/Swamp》
3:《山/Mountain》
1:《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》
3:《路面列車駅/Tramway Station》
1:《河川滑りの小道/Riverglide Pathway》
24:other
3:《墓所の変容/Graveyard Shift》
2:《エドガーの覚醒/Edgar’s Awakening》
2:《潮による復活/Return Upon the Tide》
3:《鏡割りの寓話/Fable of the Mirror-Breaker》
2:《食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre》
4:《染みついた耽溺/Tainted Indulgence》
3:《大勝ち/Big Score》
3:《貴顕廊一家の魔除け/Maestros Charm》
2:《プリズマリの命令/Prismari Command》
10:creatures
2:《産業のタイタン/Titan of Industry》
3:《渦巻く空、開璃/Kairi, the Swirling Sky》
2:《発展の暴君、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Progress Tyrant》
2:《蝕むもの、トクスリル/Toxrill, the Corrosive》
1:《全知の調停者/All-Seeing Arbiter》
14:sideboard
4:《否認/Negate》
2:《漆月魁渡/Kaito Shizuki》
4:《強迫/Duress》
4:《火遊び/Play with Fire》
ソース:magic.gg-TRADITIONAL STANDARD RANKED DECKLISTS: JUNE 20, 2022

以前ご紹介したボロスリアニメイトと同じく、墓地に落とした大型クリーチャーを釣り上げる事は同じですが、こちらのグリクシスリアニメイトは、大型クリーチャーを釣り上げる事に特化した、非常にコンボ寄りの構成となっています。

ボロスリアニメイトについてはこちらも参照

報復招来でデカブツを釣り上げるコンボデッキ-ボロス・リアニメイト(スタンダード)【Today’s featured deck】

大型クリーチャー

墓地から釣り上げる大型クリーチャーは以下の5種類

《産業のタイタン》はティムールコントロールのフィニッシャーとしてその強さはすでに証明済みで、戦場に出た時の制圧力はすでにご存じの方も多いでしょう。
全知の調停者も一時期エスパーミッドレンジで採用されていた実績がありますが、カードを引いて捨てる動きがリアニメイトと噛み合っています。

《渦巻く空、開璃》は、インスタントかソーサリーを回収する能力が特に強く、除去されても《墓所の変容》などのリアニメイト呪文を何度も使い回す事ができます。

《蝕むもの、トクスリル》は白単やボロスのような横に並べてくるアグロデッキに対して効果的で、《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》は消耗戦になりがちな対ミッドレンジで良い働きをするでしょう。

その他呪文

呪文のほとんどがドロー・ディスカード呪文、リアニメイト系呪文に割り当てられており、除去は残ったわずかなスロットに数枚投入する程度にとどめていますが、スタンダードには《納墓》や《生き埋め》のような効率よく墓地にクリーチャーを落とす手段が乏しいため、コンボに特化する場合どうしても除去の枚数を絞るしかありません。

以前ご紹介したボロスリアニメイトは、その欠点を補うようにミッドレンジ寄りの構成になっているともいえます。

現在のスタンダードはミッドレンジ寄りの環境である事からこのようなコンボ特化も可能となっています。

土地を見て思う事

このデッキリストを見てピンと来る人も多いかと思います。

スタンダードでは見かける事がない《水辺地区》《路面列車駅》といったタップインランドや、3色にもかかわらず基本土地が8枚も入っていたりなど、土地があきらかに不足しています。

おそらくMTGアリーナを始めてまだそれほど長くない、なおかつ無課金かそれに近いプレイヤーだと思われますが、このデッキはプラチナ~ミシックランク帯で、6試合以上連続で勝利した場合に掲載されています。

こういったデッキリストも見ると、高ランク帯でも上手く工夫すれば資産が限られていても充分戦える事がよくわかりますね。

ワイルドカードの数には限りがあります。
皆さんも持っている資産をかき集めて自分だけのオリジナルデッキを作ってみてはいかがでしょうか?

管理人

管理人

MTG歴20年以上(一応)
現在はMTGアリーナとマジックオンラインを中心に活動しています。
どちらかというとリミテッドより構築好きです。

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