【スタンダード】統べるもの、ジョダーから次々と呼び出される伝説軍団、5色伝説人間アグロ【Today’s featured deck】

今回ご紹介するのは【5色伝説人間アグロ】

これまでモダン等のカードプールの広い環境で活躍してきた5色人間デッキですが、なんとマナベースが下の環境よりはるかに弱いスタンダードで結果を残した5色人間デッキを発見しました。

まずはデッキリストから

9/15:STANDARD LEAGUE(5-0) 使用者:PROFESSORMITCHINGTON
27:Land
2:《アダーカー荒原/Adarkar Wastes》
3:《草茂る農地/Overgrown Farmland》
1:《平地/Plains》
4:《英雄の公有地/Plaza of Heroes》
4:《閑静な中庭/Secluded Courtyard》
4:《砕かれた聖域/Shattered Sanctum》
4:《スパーラの本部/Spara’s Headquarters》
2:《日没の道/Sundown Pass》
2:《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast》
1:《ジアトラの試練場/Ziatora’s Proving Ground》
5:other
2:《放浪皇/The Wandering Emperor》
3:《冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light》
28:creatures
4:《敬虔な新米、デニック/Dennick, Pious Apprentice》
4:《結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners》
3:《堕落した司教、ジェレン/Jerren, Corrupted Bishop》
4:《統べるもの、ジョダー/Jodah, the Unifier》
3:《ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Prime》
3:《雑集家、ラグレーラ/Lagrella, the Magpie》
3:《浄化の刃、シャナ/Shanna, Purifying Blade》
4:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
15:sideboard
1:《雑集家、ラグレーラ/Lagrella, the Magpie》
1:《放浪皇/The Wandering Emperor》
3:《復活したアーテイ/Ertai Resurrected》
1:《勢団の銀行破り/Reckoner Bankbuster》
2:《黄昏の享楽/Sunset Revelry》
3:《タミヨウの保管/Tamiyo’s Safekeeping》
2:《食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre》
2:《未認可霊柩車/Unlicensed Hearse》
引用:マジック英語公式-9/15STANDARD LEAGUE

3色サイクリングランドなど、現在の環境がいかに多色土地が充実しているとはいえ、5色でアグロデッキを組むというのはかなり難しいものです。

そんな中、今回のデッキはクリーチャ28体のアグロデッキで5色を実現させています。

その厳しいマナベースを実現させていているのが2つの土地、伝説のカードに対してのみデメリットの無い5色土地として機能する《英雄の公有地》と、選んだクリーチャー・タイプ限定の5色土地になる《閑静な中庭》です。

これらの土地から安定したマナを供給できるように、デッキに投入されている全てのクリーチャーは『伝説』と『人間』の2つのタイプを持ったもので構成されています。

ここまでしてあえて5色にしている理由は
自分がコントロールしている伝説のクリーチャーを大幅に強化し、伝説の呪文を唱えると伝説限定の『続唱』と同じような効果が誘発するという強力な能力を持つ《統べるもの、ジョダー》によるものとなっています。

統べるもの、ジョダー

5色とはいえ5マナ5/5というなかなかのスタッツに加え、盤面の強化とアドバンテージを兼ね備えているというのは非常に強力。
2~3体並んでいるだけでも相当なプレッシャーになるので、生き残れば勝利も目前となるでしょう。

とはいえ基本はアグロデッキ。
《統べるもの、ジョダー》につなげるまでにもしっかりとプレッシャーを与えていかなければいけません。

2マナ域には人間デッキお馴染みの《スレイベンの守護者、サリア》、マナ加速の《ドーンハルトの主導者、カティルダ》、最序盤の主戦力となる《敬虔な新米、デニック》が採用されています。

決して速さのあるデッキではなくマナ加速や妨害は重要で、2/3絆魂も充分な時間を作り出してくれます。

続いて3マナ域には《雑集家、ラグレーラ》がクリーチャー除去として採用されています。
人間であり伝説でもある事から《粗暴な聖戦士》よりもこちらが優先となっています。
また、全体除去から自身のクリーチャーを守る事も出来るので、除去の多いコントロールやミッドレンジ相手なら《雑集家、ラグレーラ》のほうが友好的に働く事も少なくありません。
《堕落した司教、ジェレン》と合わせてある程度全体除去に耐性を持たせられるのは魅力です。

《浄化の刃、シャナ》のドロー効果は自分のターンでしか使えないものの、単体でも2マナ2ドローとマナ効率は比較的高めです。
本体が3マナ3/3とそれなりのスタッツである事を考えると付加価値としては決して悪くないし、絆魂持ち多く採用されいるこのデッキではドロー出来る機会も多くあるでしょう。

《結ばれた者、ハラナとアレイナ》との相性も非常に良く、ハマった時のカードアドバンテージはかなりのものになります。

クリーチャー以外の部分には《放浪皇》《冥途灯りの行進》が採用されています。

《放浪皇》も伝説であるため、《統べるもの、ジョダー》の恩恵を受ける事ができるので納得の採用ですね。

デッキの構成は以上となります。

『人間』と『伝説』に一本化する事でマナベースの安定と様々なシナジーが形成されますが、同名の伝説カードは複数体並べられないデメリットを考えると、なかなか思い切った構成のデッキとなっていますね。

このデッキ最大のデメリットは1枚の《平地》と4枚の《閑静な中庭》以外は全てレアか神話レアなので、特にMTGアリーナでは集めるのが少々大変だという所ですね。

興味がある方はワイルドカードの数と相談しながら集めてみてください。

今回は以上となります。

それではまた

管理人

管理人

MTG歴20年以上(一応)
現在はMTGアリーナとマジックオンラインを中心に活動しています。
どちらかというとリミテッドより構築好きです。

FOLLOW

カテゴリー:
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA