今回は団結のドミナリアにて新戦力を獲得した、モダンのドメインZooをご紹介したいと思います。
まずはデッキリストから
21:Land 4:《乾燥台地/Arid Mesa》 1:《繁殖池/Breeding Pool》 1:《森/Forest》 1:《インダサのトライオーム/Indatha Triome》 1:《平地/Plains》 1:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》 1:《蒸気孔/Steam Vents》 1:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》 1:《寺院の庭/Temple Garden》 4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 1:《ザンダーの居室/Xander’s Lounge》 |
17:other 3:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》 4:《部族の炎/Tribal Flames》 4:《稲妻/Lightning Bolt》 3:《頑固な否認/Stubborn Denial》 3:《力線の束縛/Leyline Binding》 |
22:creatures 2:《激情/Fury》 4:《ニショーバの喧嘩屋/Nishoba Brawler》 4:《敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》 4:《ドラコの末裔/Scion of Draco》 4:《縄張り持ちのカヴー/Territorial Kavu》 4:《野生のナカティル/Wild Nacatl》 |
15:sideboard 2:《激情/Fury》 1:《力線の束縛/Leyline Binding》 1:《頑固な否認/Stubborn Denial》 1:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler》 4:《活性の力/Force of Vigor》 2:《溶鉄の雨/Molten Rain》 2:《安らかなる眠り/Rest in Peace》 2:《影の予言/Shadow Prophecy》 |
ソース:マジック英語公式-9/18MODERN CHALLENGE
ドメインZooとは古くはエクステンデッドの時代から存在するデッキで、《野生のナカティル》や《密林の猿人》を始めとした軽量クリーチャーに、《部族の炎》や《ガイアの力》等でバックアップするアグロデッキで、版図や基本土地タイプを参照するカードが多く使用されている事から『ドメインズー』『アグロドメイン』などと呼ばれています。




現在でもモダンで時折見かけますが、団結のドミナリアに版図が収録されていた事で新戦力を獲得しています。


《力線の束縛》はすでにモダンで活躍している優秀な除去で、版図を活用するこのデッキにピッタリに1枚です。
すみやかに五つの基本土地タイプを並べたいこのデッキでは容易に1マナで唱える事が出来ます。
もうひとつの新戦力が《ニショーバの喧嘩屋》です。
《タルモゴイフ》という強力なライバルがいるものの、今回のリストでは《タルモゴイフ》を押しのけて採用されています。
《タルモゴイフ》と比較すると、最大サイズでは劣り《稲妻》で除去されてしまうのはマイナスな要素ではありますが、3ターン目から高確率でパワー5で殴りにいけるのは大きなメリットと言えます。
トランプルによる突破力も、最後は火力で押し切れるこのデッキには嬉しいポイント。
《縄張り持ちのカヴー》との2マナパワー5コンビは非常に強力ですね。

そのほかは《敏捷なこそ泥、ラガバン》《ドラコの末裔》《稲妻》《頑固な否認》などドメインズーでは定番のカード達で占められています。


《頑固な否認》は《ニショーバの喧嘩屋》の採用によって序盤から『獰猛』を満たしやすくなっています。
以前よりも序盤からの打点が上がっている事もあり、特に妨害手段の乏しいコンボデッキにはより強い構成になったと言えますね。

今回は以上になります。
割と古くからあるアーキタイプで懐かしい感じもありますが、近年のカードもしっかり採用されておりだいぶ洗練されたリストに仕上がっていますね。
土地の構成次第では黒のカードも取り入れる事が出来るので、デッキ構築の幅はそれなりに広いと言えます。
調整し甲斐のあるデッキなので、ぜひ一度試してみて下さい。
それではまた