目次
チャンピオンシップとは?
チャンピオンシップとは1年間に計3回行われるマジック最高峰の大会です。
参加者は各チャンピオンシップ予選、特定のトーナメントのおける上位入賞者、MPL・ライバルズリーグ所属プレイヤー等、一部のプレイヤーにのみ参加権が与えられる狭き門となっています。
プロツアーと同様、トーナメント名には最新エキスパンションの名称がつけられています。
トーナメント形式
1日目、2日目はスイスドロー方式、最終日はダブルエリミネーション方式で行われます。
1日目:計7回戦行われ、4勝以上のプレイヤーが2日目へと進出する事が出来ます。
2日目:計8回戦行われ、2日間の合計12勝以上のプレイヤーは最終日へと進出する事が出来ます。
タイブレークの場合、15回戦終了時の順位によって決定されます。
3日目:ダブルエリミネーション方式。決勝戦は2マッチ先取で行われます。
『ニューカペナチャンピオンシップ』詳細
『ニューカペナチャンピオンシップ』が5月20日から3日間、MTGアリーナ上にて開催される事となります。
賞金総額45万ドル、そして上位6名は第28回世界選手権の参加権利を獲得する事が出来ます。
選ばれし227名のプレイヤーによる熱き戦いをぜひ観戦しましょう!
イベント観戦
5月20日~5月22日、MTGアリーナ上にて開催され、全日程で太平洋時間の9時から開始となります。
日本時間では初日は5月20日の25時、2日目は5月21日の25時、3日目は5日22日の25時開始となります。
日本語版放送ページはこちら
【Twitch】【YouTube】
放送は全日程でその日の最終戦まで放送されます。
フォーマット
フォーマットは『スタンダード』と『ヒストリック』の、ふたつの構築フォーマットによって行われます。
1日目(5/20):日本時間25時~
・1回戦~3回戦:スタンダード
・4回戦~7回戦:ヒストリック
2日目(5/21):日本時間25時~
・8回戦~11回戦:スタンダード
・12回戦~15回戦:ヒストリック
3日目(5/22):日本時間25時~
・全ての試合でスタンダードによって行われます。
参加者のデッキリストは?
5/20の1回戦開始時に全参加者のデッキリストが公式サイトにて公開される予定です。
『ニューカペナチャンピオンシップ』公式イベントページはこちら
スタンダード環境
『ニューカペナの街角』参入後のスタンダードでは前環境から活躍していたエスパー、オルゾフに加え、ジャンドやマルドゥといったミッドレンジの活躍が目立っています。
【ラフィーンの塔】などのサイクリング付き3色土地の登場で多色化が容易になり、また【しつこい負け犬】【策謀の予見者、ラフィーン】【鏡割りの寓話】など攻めながらアドバンテージを取れるカードが豊富にある事が要因として上げられます。
これらの多色化されたミッドレンジに対抗すべく、土地破壊戦略を取り入れたイゼットコントロールも登場。
3色のミッドレンジは基本土地が0~2枚程度しか入っておらず、【廃墟の地】【浄化の野火】が純粋な土地破壊として機能するため、相手のマナを拘束する事が可能となっています。
一方でアグロデッキでは、こちらも3色土地によって安定性の上がったナヤルーンや、中・低速デッキに強い【スレイベンの守護者、サリア】【傑士の神、レーデイン】【精鋭呪文縛り】を擁する白単アグロも健在で結果を残し続けています。
そのほか、数は少ないながらも白単コントロールや緑単ランプも台頭しており、単色デッキの活躍も充分考えられる難しい環境となっています。
参考:Crokeyz Streets of New Capenna Tournament結果
ヒストリック環境
『神河チャンピオンシップ』以降大きなイベントが無く、ローテーションも無いためメタゲームに大きな変化は見られません。
依然として1番人気のイゼットフェニックス、【碑出告が全てを貪る】や【指名手配の殺し屋、ラヒルダ】などを獲得したラクドスアルカニスト、過去のチャンピオンシップで活躍したゴルガリフードやアゾリウスオーラあたりが安定した使用率となっています。
『ニューカペナの街角』がヒストリックに与えた影響はまだ未知数であるため、どのような影響があるのか注目してみましょう。
まとめ
日本時間では深夜に行われるため観戦し続けるのは難しい方も多いと思われますが、新セット発売後最初のビッグイベントとなっており、普段とは一味違う戦いが繰り広げられる事が予想されます。
興味がある方はぜひ公式サイトや生配信をチェックしていきましょう。