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チャンピオンシップとは?
チャンピオンシップとは1年間に計3回行われるマジック最高峰の大会です。
参加者は各チャンピオンシップ予選、特定のトーナメントのおける上位入賞者、MPL・ライバルズリーグ所属プレイヤー等、一部のプレイヤーにのみ参加権が与えられる狭き門となっています。
プロツアーと同様、トーナメント名には最新エキスパンションの名称がつけられています。
トーナメント形式
初日、2日目はスイスドロー方式、最終日はダブルエリミネーション方式で行われます。
1日目:計7回戦行われ、4勝以上のプレイヤーが2日目へと進出する事が出来ます。
2日目:計8回戦行われ、2日間の合計12勝以上のプレイヤーは最終日へと進出する事が出来ます。
タイブレークの場合、15回戦終了時の順位によって決定されます。
3日目:ダブルエリミネーション方式。決勝戦は2マッチ先取で行われます。
『神河チャンピオンシップ』詳細
『神河チャンピオンシップ』が3月11日から3日間、MTGアリーナ上にて開催される事となります。
賞金総額45万ドル、そして上位6名は第28回世界選手権の参加権利を獲得する事が出来ます。
選ばれし230名超のプレイヤーによる熱き戦いをぜひ観戦しましょう!
イベント観戦
3/11~3/13日、MTGアリーナ上にて開催され、全日程で太平洋時間の9時から開始となります。
日本時間では初日は3/11の26時、2日目は3/12の26時、3日目は夏時間により3/13の25時開始となります。
日本語放送ページはこちら
放送は全日程でその日の最終戦まで放送されます。
フォーマット
フォーマットは『アルケミー』『ヒストリック』とふたつの構築フォーマットによって行われます。
1日目(3/11):日本時間26時~
・1回戦~3回戦:アルケミー
・4回戦~7回戦:ヒストリック
2日目(3/12):日本時間26時~
・8回戦~11回戦:アルケミー
・12回戦~15回戦:ヒストリック
3日目(3/13):日本時間25時~
・全ての試合でアルケミーによって行われます。
参加者のデッキリストは?
3/11の1回戦の開始時に全参加者のデッキリストが公式サイトにて公開される予定です。
アルケミー環境
アルケミーは2021/12/9に開始された新しいフォーマットで、チャンピオンシップ級の大規模なトーナメントでは初めての開催となります。
カードプールはスタンダートと同じ《ゼンディカーの夜明け》~《神河:輝ける世界》から《アルケミー:イニストラード》《MTGアリーナ基礎セット》というアリーナ専用の特殊セットが加わったものになります。
アルケミーで行われる大会が非常に少ない関係上積極的にプレイしている人口はあまり多くなく、今回の神河チャンピオンシップに参加するプレイヤーもメタゲームがつかみにくく手探りな状況なため、どんなデッキが活躍するか予想するのが難しいのが現状です。
環境初期ではクレリックやドラゴンなど強力な《アルケミー:イニストラード》のカードを使ったデッキが活躍していましたが、環境の健全化を図るため幾度かの調整が行われました。
スタンダードで暴れまわった【アールンドの天啓】や、強力なカードひしめく《アルケミー:イニストラード》から【審問官の隊長】など多くのカードが再調整された結果、直近で行われたニューカペナチャンピオンシップ予選ではナヤルーンが上位を独占、そのほかイゼットコントロールやラクドスサクリファイスなど、スタンダードとほぼ同じかそれに近い構成のデッキが活躍と、以前よりもマイルドな環境へと変化しています。
ヒストリック環境
イニストラードチャンピオンシップでもトップ8に2名を送り込んだイゼットフェニックスと、こちらも同大会で活躍し日本勢の躍進につながったゴルガリフードが比較的高い使用率を維持しています。
とはいえこれらのデッキは突出して使用率が高いわけではなく、メタゲームはかなり混沌としており非常に多様性のある環境となっています。
ヒストリックにはローテーションが無く、またイニストラードチャンピオンシップ以降大きな大会が無かった事で現状ではあまり環境の変化は見受けられませんが、《神河:輝ける世界》が参入した事で新しいデッキの活躍も期待できます。
まとめ
日本時間では深夜に行われるため観戦し続けるのは難しい方も多いと思われますが、アルケミーやヒストリックといったMTGアリーナ以外では行われないフォーマットなので、普段とは一味違うマジックが繰り広げられる事が予想されます。
興味がある方はぜひ公式サイトや生配信をチェックしていきましょう。