5/11、公式サイトにて禁止・制限カードに関する発表がありました。
MTGアリーナ専用のフォーマット『エクスプローラー』にて【軍団のまとめ役、ウィノータ】と【ティボルトの計略】が禁止カードへと指定されます。
この変更は5/12から適応される事となります。
『エクスプローラー』に関する詳細は以下の記事をご参照下さいませ。
目次
軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces

【軍団のまとめ役、ウィノータ】はパイオニアにおけるメタゲームの中で健全なレベルで存在していますが、本来のパイオニアよりもずっと狭いカードプールであるエクスプローラーでは極めて高い使用率と勝率を見せつけています。
すでに支配的なほどの存在感である事から、エクスプローラーにおいて禁止カードへと指定される事となります。
いずれエクスプローラーはパイオニアと完全に統合される事とりますが、その時パイオニアにおいて【軍団のまとめ役、ウィノータ】が禁止でなければこのカードは正式に解禁される事となります。
エクスプローラーはそもそもパイオニアと同じ環境を目指しているという事から、パイオニアと異なる禁止カードの指定は、禁止であることが必要だと証明されている間だけと考えられています。
今秋『団結のドミナリア』が発売されたタイミングで【軍団のまとめ役、ウィノータ】の禁止を解除して、このカードの正当性を確認し再評価する考えを示しています。
ティボルトの計略/Tibalt’s Trickery

【ティボルトの計略】を使ったコンボデッキは、安定性を飛躍的に高める事ができる【混沌の辛苦】がエクスプローラーでは使用出来ないにも関わらず、急速に使用者数を増やしていきました。
【ティボルトの計略】デッキは勝つにしろ負けるにしろ、対戦相手と意味のあるやり取りや駆け引きが起きないまま、「コンボが決まるか決まらないか」を見届ける、手っ取り早くゲームを終わらせるだけのデッキとなってしまっています。
健全なデッキとは言い難く、対峙したプレイヤーにとって非常にネガティブな体験になってしまいます。
そのため、【ティボルトの計略】はエクスプローラーにて禁止カードへと指定される事となります。
現在【ティボルトの計略】はパイオニアにおいて主流ではない事から、【軍団のまとめ役、ウィノータ】のように積極的には再評価する事は検討されていません。
このカードが解禁される時は、【ティボルトの計略】デッキがパイオニアのメタゲームに影響をもたらした時か、エクスプローラーが正式にパイオニアに切り替わる時となり、それまでは【ティボルトの計略】への再評価の優先度が高くなる事はないとの考えが示されています。
ワイルドカードによる保証について
5/12にMTGアリーナにて上記2枚の禁止が適応となりますが、以前にこれらのカードによってワイルドカードによる保証を受けていない場合、同一のレアリティでワイルドカードの保証を受ける事が出来ます。
なお、これらの禁止や獲得したワイルドカードの枚数に関する告知はMTGアリーナ内では行われません。
禁止されたカードをワイルドカードを使用して交換する際、フォーマットでの使用可否についての警告が表示されます。