もうすぐ発売!『団結のドミナリア』のメカニズムを把握しよう

発売が目前と迫った新セット、『団結のドミナリア』

いつものように新たなメカニズムも登場するので、どんなものがあるのか今のうちにまとめておきましょう。

新メカニズム

新メカニズムその1 『後援/enlist』

『後援』を持ったクリーチャーが攻撃した時に、自分がコントロールしている「召喚酔いでないクリーチャー」をタップする事で、攻撃したクリーチャーのパワーにタップしたクリーチャーのパワー分プラス修正されるというもの。
召喚酔いでなければよいので、防衛持ちや『平和な心』等で攻撃できないクリーチャーをタップする事は出来ます。

そのまま使っても与えるダメージに変わりはなく、複数体で攻撃するか1体のクリーチャーのサイズを上げるかの違いでしかありません。

『新ベナリアの守護者』のように後援をする事で何らかのボーナスを得られるもの、『ムーンフォークの謎掛け師』のようにタップする事に意味があるもの等と組み合わせての使用が考えられます。

ムーンフォークの謎掛け師

新メカニズムその2 『先読/read ahead』

英雄譚専用の新メカニズム。

本来、英雄譚は必ずⅠ章からスタートしていくものですが、『先読』を持った英雄譚は好きな章からスタートさせる事が出来ます。

上記の『ギックスの残虐』の場合、いきなりⅢ章のクリーチャーを戦場に戻す所から選ぶ事も可能となります。

注意点として、「飛ばした章の能力は誘発しなくなる」という点です。

それ以外は従来の英雄譚と同じなので、3章の能力が解決すると共にその英雄譚は墓地に置かれる事になります。

新メカニズムその3 『麻痺カウンター/stun counter』

『麻痺カウンター』が置かれているクリーチャーのアンタップ状態になる事を妨害する能力。

アンタップする際にそのパーマネントに麻痺カウンターが置かれている場合、アンタップする代わりに麻痺カウンターをひとつ取り除く事で、アンタップを防ぐ事が出来ます。

アンタップに対して行えるので、アンタップステップだけでなく何らかのカードの効果でアンタップする事も防ぐ事が可能となっています。

麻痺カウンターは今後も頻繁に登場する事が公式で示唆されています。

再録メカニズム

再録メカニズムその1 『版図/Domain』

インベイジョン初出の能力。

自分がコントロールしている基本土地タイプの数を参照する能力で、基本土地タイプとはすなわち『平地』『島』『沼』『山』『森』の5種類を指します。

上記の『ガイアの力』の場合、最大で+5/+5の修正となります。

参照するのはあくまで『基本土地タイプ』の数なので、参照する土地が基本土地か特殊土地かは関係ありません。

ニューカペナの街角に収録されている3色土地は基本土地でありませんが、基本土地タイプを持っているので『版図』の恩恵を大きく受ける事が出来ます。

再録メカニズムその2 『キッカー/Kicker』

こちらもインベイジョンが初出となる能力。

キッカーを持ったカードを唱える際に、追加でキッカーコストを支払う事で何らかの追加効果が得られるというもの。

キッカーはテキストに記載されている分の回数しか支払う事ができません。

上記の『戦羽の神秘家』は「追加で《赤》を支払ってもよい」とあるので、《赤》《赤》で2回キッカーするといった事は出来ない、となります。

《怒りの大天使》は追加で《黒》《赤》を支払い2回キッカーする事が出来ます。

参考:マジック日本語公式-『団結のドミナリア』のメカニズム

管理人

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MTG歴20年以上(一応)
現在はMTGアリーナとマジックオンラインを中心に活動しています。
どちらかというとリミテッドより構築好きです。

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